
マイページに作品情報をお届け!
世界を制した「日本的技術発想」
セカイヲセイシタニホンテキギジュツハッソウ
- 著: 志村 幸雄

日本が「ものづくり大国」となったのは、決して「手先が器用で勤勉だから」だけではない。独自の「技術」を生んだのは、どの国にも真似できない独自の「発想」であり、それを培った「文化」だった。「ものまね大国」と批判するだけでは見えてこない、オリジナリティあふれる発想がなぜ生まれ、どう技術に生かされているのかを検証し、これからの日本が進むべき針路を見出す!
日本人は「ものまね民族」ではなかった! ペリー提督が「将来の発明大国」と予言しながら、いま「模倣大国」と揶揄される日本。だが独特の文化が生んだ技術は、実は斬新な発明・発想に満ちているのだ。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
第1章 日本的技術発想の突破力
第2章 「発明」と「商品化」のあいだ
第3章 ものづくりに宿る「軽薄短小」技術
第4章 からくりをロボットに変える「合わせ技」
第5章 模倣を超える「工夫力」と「考案力」
第6章 軍需に頼らない「民需王国」
第7章 一億人の「わがままな消費者」
第8章 基本機能になった「環境」「安全」
第9章 技術文化国家への道
書誌情報
紙版
発売日
2008年11月22日
ISBN
9784062576222
判型
新書
価格
定価:990円(本体900円)
通巻番号
1622
ページ数
256ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2013年04月26日
JDCN
0625762200100011000X