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現代素粒子物語
ゲンダイソリュウシモノガタリヒッグスリュウシカラアンコクブッシツヘ
- 著: 中嶋 彰 ,
- 協力: KEK(高エネルギー加速器研究機構)

物質に質量を与えるという「ヒッグス粒子」。宇宙全体に広がる謎の「暗黒物質」。CERNの超大型加速器LHCを舞台に “世紀の捕り物劇” が開幕した。果たして理論が予言する粒子は見つかるのか? 素粒子理論と超大型加速器が紡ぎだす「予言」と「発見」の物語を、とことんやさしく面白く語る。
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目次
第1章 神の粒子に挑むLHC
第2章 素粒子物理ことはじめ
第3章 ヒッグス粒子ことはじめ
第4章 ヒッグス粒子を捕まえろ
第5章 予言者、南部の物語
第6章 宇宙を創った暗黒物質
第7章 暗黒物質を捕まえろ
書誌情報
紙版
発売日
2012年06月21日
ISBN
9784062577762
判型
新書
価格
定価:1,078円(本体980円)
通巻番号
1776
ページ数
296ページ
シリーズ
ブルーバックス
著者紹介
サイエンスライター・科学作家。東京大学工学部卒。日本経済新聞社入社、編集局科学技術部次長、科学技術担当編集委員などを歴任。著書に『「青色」に挑んだ男たち』(日本経済新聞社)、共著書に『現代免疫物語』『新・現代免疫物語 「抗体医薬」と「自然免疫」の驚異』(ともにブルーバックス)など。難解な科学を平易明快に解説することにかけては巧みな技を持つ。一九五四年兵庫県 宍粟市生まれ。
協力: KEK(高エネルギー加速器研究機構)(コウエネルギーカソクキケンキュウキコウ)
高エネルギー物理学研究所を前身として一九九七年に発足した日本の加速器科学の拠点。KEKで長く研究を続けてきた小林誠氏が二〇〇八年、ノーベル物理学賞を受賞した。