
関ヶ原合戦
セキガハラカッセンイエヤスノセンリャクトバクハンタイセイ

関ヶ原での東軍の勝利は「徳川の力」によるものではない。秀忠の軍勢3万の遅参、外様大名の奮戦。不測の事態が家康の計算を狂わせた。苦い勝利。戦後処理の複雑な陰翳。300年の政治構造がここに決定される。近世の幕藩体制の礎を築いた「天下草創」の戦いを描ききる。
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目次
1 豊臣政権とその崩壊
2 三成挙兵
3 関ヶ原の合戦――慶長5年9月15日
4 戦後処理――征夷大将軍任官の政治的文脈
5 むすびに――関ヶ原合戦の歴史的意義
書誌情報
紙版
発売日
1994年01月20日
ISBN
9784062580038
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
3
ページ数
246ページ
シリーズ
講談社選書メチエ