
フロイト
フロイト

「無意識」「夢」「エロスとタナトス」「自我・超自我・エス」……。精神の深奥に分け入り、「こころ」の見方に革命を起こしたフロイト。いまなお、われわれは彼の「呪縛」から逃れることはできない。強迫的なパーソナリティーのもたらした膨大な著作。優れた洞察と過度の普遍化。死後半世紀のいま、この天才の思想と生涯を明らかにする。
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目次
1 フロイトの生涯と性格
2 心的外傷から幻想へ
3 過去を探る
4 自由連想・夢・転移
5 自我・超自我・エス
6 攻撃・抑鬱・パラノイア
7 ジョークと「日常生活の精神病理学」
8 芸術と文学
9 文化と宗教
10 治療者としてのフロイト
11 現代の精神分析
12 精神分析の魅力
書誌情報
紙版
発売日
1994年01月20日
ISBN
9784062580083
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
8
ページ数
228ページ
シリーズ
講談社選書メチエ