
日本という身体
ニホントイウカラダダイ・シン・コウノセイシン

文学者・思想家の「身体的なもの」をたどりつつ、「大」「新」「高」を手がかりに、大逆事件、経済新体制、高度成長など近代日本の生態のありように立ち向かった意欲作。筆者世代の72年体験をふまえた思想の可能性がここにある。
- 前巻
- 次巻
目次
1 歴史感覚の回復
2 「大」の膨張 1868~1910
3 1910年の閉塞 1910~1911
4 「新」の切断 1911~1936
5 「高」の密度 1936~1945
6 「中」のまどろみ 1945~1972
書誌情報
紙版
発売日
1994年03月04日
ISBN
9784062580106
判型
四六
価格
定価:1,708円(本体1,553円)
通巻番号
10
ページ数
306ページ
シリーズ
講談社選書メチエ