
「声」の資本主義
コエノシホンシュギデンワ・ラジオ・チクオンキノシャカイシ
- 著: 吉見 俊哉

「声」がブルジョア的記号として、流通しはじめる19世紀。電気的テクノロジーが、つぎつぎに新たなネットワークを生み出した。大衆の想像力……。資本の欲望……。国家の戦略……。混沌たる草創期のメディア状況と消費社会のダイナミクスを解明する。
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目次
序 声の資本主義
1 驚異の電気術
2 声を複製する文化
3 テレフォンのたのしみ
4 村のネットワーキング
5 無線の声のネットワーク
6 大正のラジオマニアたち
7 モダニズムと無線の声
8 再び、声の資本主義
書誌情報
紙版
発売日
1995年04月28日
ISBN
9784062580489
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
通巻番号
48
ページ数
294ページ
シリーズ
講談社選書メチエ