
エゾの歴史
エゾノレキシキタノヒトビトトニホン
- 著: 海保 嶺夫

エゾとは? エミシとは? かつて、大陸と壮大な交易を展開していた北方の民。日の本・唐子・渡党……。その謎めいた姿は記録のあいまに見え隠れしながら、ついには「日本」に組み込まれてしまう。北の地に繰り広げられたもう一つの「日本史」を追い求める。
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目次
序 エゾ地の交易
1 エゾから見たエミシ論
2 エゾの登場
3 エゾと擦文文化
4 波濤を越えて
5 未完の王権
6 「エゾ」政権から「和人」政権へ
7 底抜け鎖国体制―北からの道・北への道
8 エゾ地の閂
9 エゾ地の人別帳
10 北方史研究私論―おわりにかえて
書誌情報
紙版
発売日
1996年02月09日
ISBN
9784062580694
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
69
ページ数
286ページ
シリーズ
講談社選書メチエ