セクシュアリティの近代

セクシュアリティの近代

セクシュアリティノキンダイ

講談社選書メチエ

「近代」は日本人の性をいかに変えたか?性の王国=江戸の豊かさを、開化・西洋性科学が引き裂いていく。『青鞜』の激しい処女論争、奇怪な似非(えせ)性科学の氾濫「強い男・弱い女」神話の呪縛など、外部からの力に揺れつづけた近代日本の性を鋭く解析する。


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目次

序 透谷、処女を論ず
1 色情のエチカ
2 文明開化のセクソロジー
3 性欲の時代
4 性家族の肖像
5 男らしさと女らしさの神話
6 戦争と母性愛の時代

書誌情報

紙版

発売日

1996年09月11日

ISBN

9784062580861

判型

四六

価格

定価:1,602円(本体1,456円)

通巻番号

86

ページ数

244ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介