〈日本美術〉誕生

〈日本美術〉誕生

ニホンビジュツタンジョウキンダイニホンノコトバトセンリャク

講談社選書メチエ

やまと絵、浮世絵、水墨画……。なぜ「絵」と「画」が使い分けられているのか。明治初期、西洋化の波のなかで「絵画」という語が成立したのはなぜか。日本美術の誕生・創出を「ことば」から探る先鋭的美術史。


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目次

序章 美術の言語と言説
1 「近代日本美術」とはなにか――時間と地理の枠組
2 美術の文法
3 ジャンルの形成――「日本」をめぐる論争
4 美術の環境――階層・行政・団体・コレクション
終章 「日本美術史」の創出

書誌情報

紙版

発売日

1996年12月10日

ISBN

9784062580922

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

92

ページ数

244ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介