
「隔離」という病い
カクリトイウヤマイキンダイニホンノイリョウクウカン
- 著: 武田 徹

強制収容、恐怖の宣伝、終身隔離。
なぜ、ハンセン病患者への過酷な差別は、現代まで続いたのか?
なぜ、近代の医療空間は、これほど歪められたのか?
O-157、エイズを含め、日本社会の「病い」観を問いなおす。
〔本書の内容〕
●文明国という盛装
●見えない病棟
●フーコーの図式
●「死と再生」のドラマ
●「かい」と「生きがい」のあいだに
●最小国家
●冷たい義理
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書誌情報
紙版
発売日
1997年07月10日
ISBN
9784062581097
判型
四六
価格
定価:1,602円(本体1,456円)
通巻番号
109
ページ数
254ページ
シリーズ
講談社選書メチエ