
さよならダーウィニズム
サヨナラダーウィニズムコウゾウシュギシンカロンコウギ
- 著: 池田 清彦

「DNA=生物」ではない!構造(システム)という概念の導入が、進化論を一新する。
生物の多様性の説明原理として誕生した進化論。なぜ哺乳類の目は2つなのか?遺伝子操作で新種ができないのはなぜか?分子生物学の発展が20世紀進化論(ネオダーウィニズム)の矛盾を暴く。生物を支配する「構造」の視点から、もう1つ(オルターナティブ)の進化論を提示する知的冒険の書。
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目次
●ダーウィニズムの限界
●「進化論」の歴史
●「種の起源」を読む
●遺伝子とは何か
●構造主義的アプローチ
●構造の性質
●科学の挑戦
書誌情報
紙版
発売日
1997年12月10日
ISBN
9784062581202
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
120
ページ数
242ページ
シリーズ
講談社選書メチエ