中世音楽の精神史

中世音楽の精神史

チュウセイオンガクノセイシンシグレゴリオセイカカラルネサンスオンガクヘ

講談社選書メチエ

中世ポリフォニーの全貌に迫る決定版
宇宙の根源的な響きを表現し、クラシック音楽の礎(いしずえ)となった中世音楽。その一大中心地・パリをめぐる知識人たちの交流が、新たな技法と楽譜を生み出した。数の学問としての「音楽(ムジカ)」とは?単声聖歌からポリフォニーへ、世俗歌曲との出会い……。豊富な譜例と資料をもとに、中世音楽の精神世界に迫る。詳細なCDリスト付き。


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目次

●中世の音楽教育
●ボエティウスの音楽論と中世知識人たち
●オルガヌムの歴史
●ノートルダム楽派のポリフォニー
●アルス・アンティカの歴史的位置
●ルネサンス音楽へ
●CDリスト

書誌情報

紙版

発売日

1998年03月10日

ISBN

9784062581264

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

通巻番号

126

ページ数

270ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介