
現代思想としてのギリシア哲学
ゲンダイシソウトシテノギリシアテツガク
- 著: 古東 哲明

ギリシア哲学こそ来るべき時代の哲学である!
神の死、二元論の超克、非知、非同一性……すべては考え尽くされていた。
2500年の昔より、「神の死」「二元論の超克」等、極限の思考を重ね続けたギリシア哲学。哲学の祖タレス、逆説の巨人ヘラクレイトス、ポストモダンなソクラテスたちの眼に映じた「究極の真理」とは何か?「ギリシア1000年」の膨大な知を、現代思想の光の中でスパークさせる。
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目次
・哲学誕生の瞬間──タレス
・宇宙的驚愕
・逆説の宇宙──ヘラクレイトス
・存在の永遠──パルメニデス
・非知の技法──ソクラテス
・ギリシアの霊性──プラトン
・あたかも最期の日ように──M・アウレリウス
書誌情報
紙版
発売日
1998年04月10日
ISBN
9784062581271
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
127
ページ数
270ページ
シリーズ
講談社選書メチエ