宝塚

宝塚

タカラヅカショウヒシャカイノスペクタクル

講談社選書メチエ

まばゆい光、絢爛たるレビュー、視覚にもたらされる快楽。20世紀初頭、博覧会の残照=〈まなざし〉が生んだ「宝塚」は、社会の感性を先取りする。モダニズム、ノスタルジア、ジェンダー──感性の変容から読む〈宝塚〉というシステム。


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目次

●〈宝塚〉で読む二〇世紀
●良家の子女が舞台に立った日
●〈欲望〉のネットワーク──鉄道から電力事業まで
●ノスタルジアという神話
●性の境界を越える男役
●昭和のフランス革命──「ベルサイユのばら」の成功
●宝塚というメディアの魅力

書誌情報

紙版

発売日

1999年01月08日

ISBN

9784062581479

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

147

ページ数

254ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介