モーツァルト=二つの顔

モーツァルト=二つの顔

モーツァルトフタツノカオ

講談社選書メチエ

天真爛漫、無邪気な天才──。それはモーツァルト一流の「演技」だった。冷徹な計算、シニカルな人間描写、社会変革への情熱。最新の研究にもとづいて名曲の数々を聴き直し、その「魅力」と「毒」の根源に迫る。
推薦CDガイド付き。


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目次

第1章 モーツァルトの新しい顔
第2章 「晩年の危機」の真実
第3章 民衆のなかへ──沃野開く最後の年
第4章 「伝記」をつくった人びと
第5章 「演技」とユーモア──歌曲の世界
第6章 フィオルディリージ五態──成長する女性の姿
第7章 シンフォニーを聴き直す
第8章 目録の謎
第9章 モーツァルトとバッハ

書誌情報

紙版

発売日

2000年04月10日

ISBN

9784062581820

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

182

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介