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海の文明 ギリシア 「知」の交差点としてのエーゲ海
ウミノブンメイギリシアチノコウサテントシテノエーゲカイ
- 著: 手嶋 兼輔

ギリシアは常に海とともにあった。エーゲ海。この、世界のどこにもない海との出会いが、自由で若々しい文明を生み出して行く。クレタの躍動・イオニアの思弁・アテナイの繁華・マケドニアの栄光ーー。比類なき海が育んだ、比類なき文明のドラマを独自の史観で描く。
【目次】
はじめに──ギリシアはエーゲ海の賜物
序章 河の民エジプト
第一章 クレタの春
1 エーゲ海世界の誕生
2 豊穣なる島の文明
第二章 イオニアの夏
1 ギリシア民族の誕生
2 花開くポリス
3 エーゲ海から地中海へ 航海と移動の時代
4 ホメロスとギリシア精神
第三章 アッティカの晩夏
1 「帝国」の時代
2 陸の帝国ペルシアとの戦い
3 エーゲ海帝国アテナイの光と影
4 アテナイの落日
第四章 マケドニアの秋
1 異端のギリシア=マケドニア
2 エーゲ海を去りし行くアレクサンドロス
終章 陸の民ペルシア
おわりに
参考文献
- 前巻
- 次巻
目次
はじめに ギリシアはエーゲ海の賜物
序章 河の民エジプト
第一章 クレタの春
1 エーゲ海世界の誕生
2 豊穣なる島の文明
第二章 イオニアの夏
1 ギリシア民族の誕生
2 花開くポリス
3 エーゲ海から地中海へ 航海と移動の時代
4 ホメロスとギリシア精神
第三章 アッティカの晩夏
1 「帝国」の時代
2 陸の帝国ペルシアとの戦い
3 エーゲ海帝国アテナイの光と影
4 アテナイの落日
第四章 マケドニアの秋
1 異端のギリシア=マケドニア
2 エーゲ海を去りし行くアレクサンドロス
終章 陸の民ペルシア
おわりに
参考文献
書誌情報
紙版
発売日
2000年05月10日
ISBN
9784062581851
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
185
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1946年生まれ。東京大学文学部西洋古典学科卒業後、ギリシアへ。在アテネ日本大使館勤務ののち、北海道大学大学院言語学研究科博士課程修了。北海道工業大学助教授を経て、東北芸術工科大学教授。専門は、西洋古典文学。 著書に、『エーゲ海だより』(共著)訳書に、エウリピデス『メデイア』などがある。