
廃藩置県 「明治国家」が生まれた日
ハイハンチケンメイジコツカガウマレタヒ
- 著: 勝田 政治

「藩を廃す」。それは明治4年、瓦解寸前の政権を救う大久保らの「賭け」だった。電光石火の奇手に茫然とする藩主、公家、士族、頻発する藩主引留め一揆。現代日本にいたる「県」統一システムをもたらし、西洋化の出発点となった、中央集権国家誕生までの激動の舞台裏を描く。
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目次
序章 藩が消えた日
第1章 維新政権が誕生したとき
第2章 版籍奉還と藩体制
第3章 中央集権化への道
第4章 一大飛躍としての廃藩置県
第5章 廃藩置県の衝撃
第6章 明治中央集権国家の誕生
終章 岩倉使節団の出発
書誌情報
紙版
発売日
2000年07月10日
ISBN
9784062581882
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
188
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社選書メチエ