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日常生活のなかの禅
ニチジョウセイカツノナカノゼン
- 著: 南 直哉

永平寺の俊英が世に問うアクチュアルな禅。禅はよりよく生きるためのラディカルなスタイルだ。釈尊・道元の教えを元に仏教思想を根幹から説き起こし、現代における禅の可能性を探る、ユニークな坐禅の勧め。
日常生活の底に突如開く深淵――無常。根拠なき生をかかえ、「このままでよいのか」という想いにとらわれるとき、禅はラディカルな技術(メチエ)となる。永平寺の若き俊英が、釈尊・道元の教えを元に仏教思想を根幹から説き起こし、現代における禅の可能性を探る、アクチュアルな坐禅のすすめ。
【目次】
第1章 「根拠」の外部へ――本当の「自己」とは何か
第2章 煩悩のトライアングル――「苦」としての実存
第3章 システムとしての存在――「縁起」の思想
第4章 「自己」とは何か――「方法」としての因果
第5章 「自己」の倫理――生き方の基準はいかに決まるか
第6章 坐禅とは何か――「非思量」を知る
第7章 生のテクニック――「恭敬」の作法
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目次
第1章 「根拠」の外部へ――本当の「自己」とは何か
第2章 煩悩のトライアングル――「苦」としての実存
第3章 システムとしての存在――「縁起」の思想
第4章 「自己」とは何か――「方法」としての因果
第5章 「自己」の倫理――生き方の基準はいかに決まるか
第6章 坐禅とは何か――「非思量」を知る
第7章 生のテクニック――「恭敬」の作法
書誌情報
紙版
発売日
2001年04月10日
ISBN
9784062582117
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
通巻番号
211
ページ数
264ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2013年09月27日
JDCN
0625821100100011000I
著者紹介
1958年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1984年、曹洞宗において出家得度、同年、大本山永平寺入門。福井市霊泉寺住職、青森県恐山の円通寺院代をつとめる。著書に、『語る禅僧』などがある。