ギリシャ正教 無限の神

ギリシャ正教 無限の神

ギリシャセイキョウムゲンノカミ

講談社選書メチエ

神は無限である。人は有限である。しかし、神は人に成り、人は神に成ることができる。ギリシャ正教のテーゼを現代数学で読みかえるとき、東方2000年の智恵が新たな知として甦る。宗教と数学のクロスオーバー=数理神学が切り拓く、21世紀における宗教の可能性。

【目次】
第0章 なぜ、今「ギリシャ正教」なのか
第1章 ギリシャ正教
第2章 三一論
第3章 パラミズム
第4章 神の集合論
文献一覧
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

第0章 なぜ、今「ギリシャ正教」なのか
第1章 ギリシャ正教
第2章 三一論
第3章 パラミズム
第4章 神の集合論
文献一覧
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

2001年09月10日

ISBN

9784062582216

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

221

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 落合 仁司(オチアイ ヒトシ)

1953年、東京都生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、同志社大学経済学部教授。専門は、宗教学、数理神学、東方キリスト教学。主な著書に、『保守主義の社会理論』『地中海の無限者』(いずれも勁草書房)、『〈神〉の証明』(講談社)などがある。