<標準>の哲学

<標準>の哲学

ヒョウジュンノテツガクスタンダード・テクノロジーノサンビャクネン

講談社選書メチエ

製造の現場で格闘した先人たちの発想に学ぶ

生産技術の革命児たち。グリボーヴァル、セラーズ、テイラー……。
戦争、企業、市場が動かした近代最大のプロジェクト=「標準化」。
「互換性技術」からデファクト・スタンダードにいたるまでの、人間ドラマとその思想を描く。


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目次

プロローグ 水晶宮の鍵と銃
第1章 ジェファーソンを驚かせた技術
――標準化技術の起源
第2章 工場長殺人事件を超えて
――アメリカ式製造方式の誕生
第3章 工廠から巣立った技術者たち
――大量生産への道
第4章 ネジの規格を決める
――互換性から標準化へ
第5章 旋盤とレンガ積みの科学
――テイラー主義の出現
第6章 標準化の十字軍
――国家による標準化とその限界
第7章 標準化の経済学
――デファクト・スタンダードの功罪
エピローグ スタンダードの行方

書誌情報

紙版

発売日

2002年03月08日

ISBN

9784062582353

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

235

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介