山の霊力

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山の霊力

ヤマノレイリョクニホンジンハソコニナニヲミタカ

講談社選書メチエ

日本人の「いのち」の源は山にある。縄文以来、この列島の住人は山の霊力を崇め、山に育まれて生きてきた。
大和の神奈備山から山岳信仰の霊場まで、全国の名山・霊山をめぐり、世界でも類を見ない日本人のユニークな宗教観の本質を探る。

●その昔、山は動物であった――
出羽三山/宮沢賢治/三内丸山遺跡

●オロチの棲む山――
神奈備山/鳥海山/見るなの座敷/巨木信仰

●神のいます山――
白神山地/岩木山/高千穂峰/富士山

●験を修める山――
湯殿山/葛城山/役行者/空海/マタギ

●魂が蘇る山――
熊野/立山/恐山/白山/御嶽山/スサノヲ

●人と山とのバイラテラリズム――
日本的一神教/山と日本仏教/マイ・マウンテン探し


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書誌情報

紙版

発売日

2003年02月04日

ISBN

9784062582612

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

261

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介