
嗜好品の文化人類学
シコウヒンノブンカジンルイガク

栄養にならないものになぜ惹かれるのか
[本書に登場する嗜好品の一例]
韓国のおこげ湯/イタリアのエスプレッソ/タイ、ラオスのキンマ/モンゴルの馬乳酒/メソアメリカのタバコ/ブラジルのガラナ/アンデスのコカ/インドのパーン/カメルーンのコーラ/エチオピアのコーヒー/中国の果物/イエメンのカート/台湾のビンロウ/パプアニュ-ギニアのビール/サモアのカヴァ/コンゴ民主共和国のゾウの脂/マダガスカルのウミガメ食/ネパール・マガール人のブタ/パキスタンのルーフ・アフザ/シベリアのパジミクタ/中国・トン族の便汁
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目次
序章 嗜好品に関する文化人類学的考察
第1章 嗜好品世界の普遍性と特殊性
第2章 現代世界に広がった嗜好品のふるさと
第3章 豊饒で華麗な嗜好品世界を持つ社会
第4章 ビンロウ、カート、そしてカヴァ
第5章 意外なモノが嗜好品になる社会
終章 嗜好品の比較文化
書誌情報
紙版
発売日
2004年04月11日
ISBN
9784062582964
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
通巻番号
296
ページ数
274ページ
シリーズ
講談社選書メチエ