
琉球王国
リュウキュウオウコク
- 著: 赤嶺 守

海の通商王国=琉球。その繁栄の糸口は明の倭寇対策にあった。国家の中枢に食い込み交易の実務を担う華僑たちの実像。「死旅」と呼ばれた中国皇帝への進貢の旅の実際、薩摩支配下での中国・日本「両属」を巧みに使い分けた生き残り政策など、新史料を駆使し新たな琉球像を提示する。
海の通商王国の700年
海の通商王国=琉球。その繁栄の糸口は明の倭寇対策にあった。国家の中枢に食い込み交易の実務を担う華僑たちの実像。「死旅」と呼ばれた中国皇帝への進貢の旅の実際、薩摩支配下での中国・日本「両属」を巧みに使い分けた生き残り政策など、新史料を駆使し新たな琉球像を提示する。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
序章 琉球王国とは何か
第1章 グスクの時代
第2章 明の成立と琉球王国の勃興
第3章 東アジア貿易圏の中の琉球
第4章 幕藩体制下の琉球王国
第5章 王国の改革と中国化
第6章 琉球王国の進貢貿易
第7章 冊封体制と琉球王国
終章 王国の消滅
書誌情報
紙版
発売日
2004年04月10日
ISBN
9784062582971
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
297
ページ数
234ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年09月25日
JDCN
0625829700100011000J