
馬賊で見る「満洲」
バゾクデミルマンシュウ
- 著: 澁谷 由里

浅田次郎氏推薦! 覇権を夢見た男の波瀾の生涯とその実像に迫る。馬賊が誕生した清末期。あるものは官憲の銃弾に倒れ、あるものは混乱を潜りぬけ略奪者から脱却し、軍閥の長として中原の覇権をうかがう。覇権に最も近づいた男=「東北王」張作霖とその舞台の激動の歴史をたどり、併せて日本にとって「満洲」とは何だったのかを考える。(講談社選書メチエ)
浅田次郎氏推薦!
覇権を夢見た男の波瀾の生涯とその実像に迫る
馬賊が誕生した清末期。あるものは官憲の銃弾に倒れ、あるものは混乱を潜りぬけ略奪者から脱却し、軍閥の長として中原の覇権をうかがう。覇権に最も近づいた男=「東北王」張作霖とその舞台の激動の歴史をたどり、併せて日本にとって「満洲」とは何だったのかを考える。
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目次
第1章 「馬賊」はなぜ現れたのか?
第2章 張作霖登場――「馬賊」から「軍閥」へ
第3章 王永江と内政改革――軍閥期の「満洲」
第4章 日本人と「馬賊」
終 章 現代日本にとっての「満洲」・「馬賊」
書誌情報
紙版
発売日
2004年12月12日
ISBN
9784062583176
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
通巻番号
317
ページ数
250ページ
シリーズ
講談社選書メチエ