その後の慶喜

その後の慶喜

ソノゴノヨシノブ

講談社選書メチエ

将軍の座を追われた後の長く平凡で充実した人生

大政奉還後、表舞台から姿を消した徳川慶喜。最高権力者の座を追われたあとの45年とは?水戸での謹慎から静岡、東京と居を移したその日常は失意のなかで営まれたのか、平穏な日々だったのか?「歴史上の人物」として静かに生きた男・慶喜の後半生。


  • 前巻
  • 次巻

目次

第1部 静岡時代の徳川慶喜
 第1章 恭順表明から静岡に至るまで
 第2章 言動を律する趣味人――明治初年代
 第3章 取り戻されたゆとり――明治10年代
 第4章 身内・知己の死と新しいものへの関心――明治20年代
第2部 東京時代の徳川慶喜
 第5章 修復された皇室との関係――公爵授与以前
 第6章 老いと自分史への協力――公爵授与以後

書誌情報

紙版

発売日

2005年01月09日

ISBN

9784062583206

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

320

ページ数

220ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介