聖なるもの 俗なるもの ブッディスト・セオロジー(1)
電子あり

聖なるもの 俗なるもの ブッディスト・セオロジー(1)

セイナルモノゾクナルモノブッディストセオロジー1

講談社選書メチエ

諸宗教の多元的共存は可能か?
「仏教の神学」に挑む連続講義、開幕!

宗教という営みは何を目標としているのか? キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、そして仏教。異なる世界を出発点としながらも、その上に伝達可能で整合的な知の体系を構築することは、神学的方法論によって可能になる。「聖なるもの」を問う、仏教学第一人者の野心的な講義がはじまる!


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目次

はじめに
第1章 ブッディスト・セオロジー(仏教の神学)
第2章 宗教行為と時間
第3章 「聖なる」空間と時間
第4章 「聖なるもの」と「俗なるもの」
第5章 宗教における現状認識
第6章 宗教と社会
第7章 葬送儀礼における時間
第8章 死者の文化的意味
第9章 龍樹の救済論
第10章 タントリズムの構造
索引

書誌情報

紙版

発売日

2006年03月12日

ISBN

9784062583572

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

357

ページ数

212ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

電子版

発売日

2015年07月24日

JDCN

0625835700100011000I

著者紹介

著: 立川 武蔵(タチカワ ムサシ)

1942年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部インド哲学専攻卒業,ハーバード大学大学院にてPh.D取得。名古屋大学,総合研究大学院大学などで教授職を務める。国立民族学博物館名誉教授。宗教学者。専攻は仏教学,インド学。著書に『はじめてのインド哲学』『西蔵仏教宗義研究(第1・5巻)』『中論の思想』『日本仏教の思想』『最澄と空海』『ヒンドゥーの神々』『ブッダから、ほとけへ』など多数、講談社学術文庫に『空の思想史』『ヨーガの哲学』『完訳 ブッダチャリタ』(共訳注)がある。

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