
マンダラという世界 ブッディスト・セオロジー(2)
マンダラトイウセカイブッディストセオロジー
- 著: 立川 武蔵

聖書、インド思想、近代哲学、そして仏教
明快に語りおろす「世界」の本質
いま、社会の急激な変化に対して、仏教のうたう「普遍的な悟り」は有効なのか? 死すべき自分が「他者」の存在を理解できるのか? 各宗教の「世界」把握の方法論をたどり、現代日本に求められる世界観の体系を解明する。
【目次】
はじめに
第一章 世界に対する態度
第二章 自己空間と他者
第三章 世界の中にあること
第四章 縁起と世界
第五章 自然と神
第六章 行為と存在の弁証法
第七章 『旧約聖書』における世界
第八章 『新約聖書』における世界
第九章 インド思想における世界
第一〇章 仏教の世界観
第一一章 世界としてのマンダラ
索引
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目次
はじめに
第一章 世界に対する態度
第二章 自己空間と他者
第三章 世界の中にあること
第四章 縁起と世界
第五章 自然と神
第六章 行為と存在の弁証法
第七章 『旧約聖書』における世界
第八章 『新約聖書』における世界
第九章 インド思想における世界
第一〇章 仏教の世界観
第一一章 世界としてのマンダラ
索引
書誌情報
紙版
発売日
2006年04月12日
ISBN
9784062583589
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
358
ページ数
220ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0625835800100011000L
著者紹介
1942年,名古屋市生まれ。名古屋大学文学部インド哲学専攻卒業,ハーバード大学大学院にてPh.D取得。名古屋大学,総合研究大学院大学などで教授職を務める。国立民族学博物館名誉教授。宗教学者。専攻は仏教学,インド学。著書に『はじめてのインド哲学』『西蔵仏教宗義研究(第1・5巻)』『中論の思想』『日本仏教の思想』『最澄と空海』『ヒンドゥーの神々』『ブッダから、ほとけへ』など多数、講談社学術文庫に『空の思想史』『ヨーガの哲学』『完訳 ブッダチャリタ』(共訳注)がある