
近代日本の陽明学
キンダイニホンノヨウメイガク
- 著: 小島 毅

近代日本が堕ちた「善意」の闇。善意が起こす「革命」はタチが悪い! 我々が創出した「近代」の問題の本質は、陽明学と水戸学の系譜が交差するとき明らかになる。陽明学の新たな解釈史にして、日本近代思想史の驚くべき読み直し。(講談社選書メチエ)
近代日本が堕ちた「善意」の闇
善意が起こす「革命」はタチが悪い! 我々が創出した「近代」の問題の本質は、陽明学と水戸学の系譜が交差するとき明らかになる。陽明学の新たな解釈史にして、日本近代思想史の驚くべき読み直し。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
プロローグ 靖国「参観」の記
エピソード1 大塩中斎――やむにやまれぬ反乱者
エピソード2 国体論の誕生――水戸から長州へ
エピソード3 御一新のあと――敗者たちの陽明学
エピソード4 帝国を支えるもの――カント・武士道・陽明学
エピソード5 日本精神――観念の暴走
エピソード6 闘う女、散る男――水戸の残照
エピローグ 陽明学サガの終焉
書誌情報
紙版
発売日
2006年08月11日
ISBN
9784062583695
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
369
ページ数
244ページ
シリーズ
講談社選書メチエ