
連歌とは何か
レンガトハナニカ
- 著: 綿抜 豊昭

中世人がもっとも愛した文芸の全貌
創作しつつ味わい、味わいつつ創作する、機知と友愛のアート。二条良基・一条兼良・宗祗ら天才の仕事を軸に、能・茶・花をしのぐほどの人気を誇りながら、近代とともに忘れられた文芸の全歴史をたどる。
[本書の内容]
はじめに
第一章 連歌の世界
1 「連歌」とは何か
2 短連歌の世界
3 長連歌の世界
4 連歌会の空間
第二章 連歌の式目
1 式目の世界
2 「水無瀬三吟百韻」を読む
第三章 連歌の歴史──起源から安土桃山時代まで
1 日本武尊から鎌倉時代まで
2 二条良基と本格的連歌の始まり──南北朝時代
3 連歌七賢──室町時代その一
4 天才宗祇とその弟子たち──室町時代その二
第四章 連歌その後
1 地方への広がり──中世から近世へ
2 安定と停滞──近世の連歌
3 明治以後のこと
註
おわりに
索引
Ⓒ
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目次
はじめに
第一章 連歌の世界
1 「連歌」とは何か
2 短連歌の世界
3 長連歌の世界
4 連歌会の空間
第二章 連歌の式目
1 式目の世界
2 「水無瀬三吟百韻」を読む
第三章 連歌の歴史──起源から安土桃山時代まで
1 日本武尊から鎌倉時代まで
2 二条良基と本格的連歌の始まり──南北朝時代
3 連歌七賢──室町時代その一
4 天才宗祇とその弟子たち──室町時代その二
第四章 連歌その後
1 地方への広がり──中世から近世へ
2 安定と停滞──近世の連歌
3 明治以後のこと
註
おわりに
索引
書誌情報
紙版
発売日
2006年10月12日
ISBN
9784062583732
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
373
ページ数
228ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0625837300100011000X
著者紹介
1958年、東京生まれ。中央大学文学部大学院修士課程修了。博士(文学)。筑波大学図書館情報学系教授。専門は和歌、連歌作者についての研究。近年は図像学に研究対象を広げ、「庶民の知識化」をテーマにしている。主な著書に、『近世越中和歌・連歌作者とその周辺』(桂書房)、『近世前期猪苗代家の研究』(新典社)などがある。