選書日本中世史 2 自由にしてケシカラン人々の世紀

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選書日本中世史 2 自由にしてケシカラン人々の世紀

センショニホンチュウセイシ2ジユウニシテケシカランヒトビトノセイキ

講談社選書メチエ

選書日本中世史 第2弾!
可能態としての中世社会

この社会を変えることの困難さ、いまこの社会を生きることの困難さは、「公」が曖昧な形で「私」を包摂しているという、日本社会の<公共性>の構造に由来している。しかし、南北朝と戦国という中世における2つの「変革期」、それはたしかに、社会が変わる可能性をもっていた時代であった。その「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを、深く鋭い歴史学の視線と、きわめて平易で軽妙な語り口とで、あざやかに、そして熱く論じる!


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目次

序章 江湖散人の眼――可能態としての中世
第1部 「ケシカラン」世紀の可能性
第2部 戦国時代は人々を自由にしたか
終章 江湖放浪を決意すること――そのさきの近世

書誌情報

紙版

発売日

2010年06月11日

ISBN

9784062584678

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

467

ページ数

226ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

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