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北条氏と鎌倉幕府
ホウジョウシトカマクラバクフ
- 著: 細川 重男

北条氏は、なぜ将軍にならなかったのか。なぜ鎌倉武士たちはあれほどに抗争を繰り返したのか。執権政治、得宗専制を成立せしめた論理と政治構造とは──。承久の乱を制し、執権への権力集中を成し遂げた義時と、蒙古侵略による危機の中、得宗による独裁体制を築いた時宗。この二人を軸にして、これまでになく明快に鎌倉幕府の政治史を見通す画期的論考! (講談社選書メチエ)
北条氏は、なぜ将軍にならなかったのか。
なぜ鎌倉武士たちはあれほどに抗争を繰り返したのか。
執権政治、得宗専制を成立せしめた論理と政治構造とは──。
承久の乱を制し、執権への権力集中を成し遂げた義時と、蒙古侵略による危機の中、得宗による独裁体制を築いた時宗。
この二人を軸にして、これまでになく明快に鎌倉幕府の政治史を見通す画期的論考!
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目次
第一章 北条氏という家
第二章 江間小四郎義時の軌跡――伝説が意味するもの
第三章 相模太郎時宗の自画像――内戦が意味するもの
第四章 辺境の独裁者――四人目の源氏将軍が意味するもの
第五章 カリスマ去って後
書誌情報
紙版
発売日
2011年03月11日
ISBN
9784062584944
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
493
ページ数
236ページ
シリーズ
講談社選書メチエ