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「社会」の誕生 トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史
シャカイノタンジョウトクヴィルデュルケームベルクソンノシャカイシソウシ
- 著: 菊谷 和宏

19世紀フランス、二月革命。
そこから人は、超越性に包まれた「世界」から「社会」という概念を生成した
神という超越性に包摂された世界から、社会という観念が切り離されたとき、「社会科学」が生まれた。
19世紀フランスに生まれたトクヴィル、デュルケーム、ベルクソンという三者を、ひとつの流れとして読み解く、これまでにない「ユニーク」な思想史!
【目次】
序 分解する現代社会──「社会」という表象
第1章 トクヴィル:懐疑
第2章 デュルケーム:格闘
第3章 ベルクソン:開展
終章 誕生した社会:絡繰──相互創造の網と人間的超越性
あとがき
参考文献
注
用語解説
年表
Ⓒ
- 前巻
- 次巻
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目次
序 分解する現代社会──「社会」という表象
第1章 トクヴィル:懐疑
第2章 デュルケーム:格闘
第3章 ベルクソン:開展
終章 誕生した社会:絡繰──相互創造の網と人間的超越性
あとがき
参考文献
注
用語解説
年表
書誌情報
紙版
発売日
2011年08月12日
ISBN
9784062585088
判型
四六
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
通巻番号
506
ページ数
216ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0625850800100011000M
著者紹介
1969年、愛知県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。和歌山大学教授を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は、社会学・社会学史・社会理論・社会思想史。 主な著書に、『トクヴィルとデュルケーム』(東信堂。日本社会学史学会奨励賞)、『「社会」の誕生』、『「社会(コンヴィヴィアリテ)」のない国、日本』(以上、講談社選書メチエ)ほか。 主な訳書に、エミール・デュルケーム『社会学的方法の規準』(講談社学術文庫)ほか。