
マイページに作品情報をお届け!
中華人民共和国誕生の社会史
チュウカジンミンキョウワコクタンジョウノシャカイシ
- 著: 笹川 裕史

「普通の人々」の現実から描く「革命前夜」。共産党の指導者の闘いや知識人たちの言説ではなく、貧困と暴力、腐敗の中で生きた街の人々のリアリティから、21世紀の大国となった「中華人民共和国」の誕生を描く。
【目次】
プロローグ
第1章 「〓勝」を生きる
1 戦後基層社会の出発点
2 退役兵士たちの戦後
第2章 繰り返される悪夢
1 戦時徴発の再開と抵抗
2 抵抗の屈折と内向化
3 社会のきしみと不信感
第3章 富裕者を一掃せよ
1 都市貧民の救済と管理
2 富裕者への厳しい視線
3 敵意のたどりつく場所
第4章 滅びゆく姿
1 社会秩序の崩壊へ
2 難民流入とその対策
3 末端行政の空洞化
第5章 革命後に引き継がれた遺産
1 食糧徴発の継続と強化
2 土地改革とその社会的条件
エピローグ
注
参照文献一覧
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
プロローグ
第1章 「〓勝」を生きる
1 戦後基層社会の出発点
2 退役兵士たちの戦後
第2章 繰り返される悪夢
1 戦時徴発の再開と抵抗
2 抵抗の屈折と内向化
3 社会のきしみと不信感
第3章 富裕者を一掃せよ
1 都市貧民の救済と管理
2 富裕者への厳しい視線
3 敵意のたどりつく場所
第4章 滅びゆく姿
1 社会秩序の崩壊へ
2 難民流入とその対策
3 末端行政の空洞化
第5章 革命後に引き継がれた遺産
1 食糧徴発の継続と強化
2 土地改革とその社会的条件
エピローグ
注
参照文献一覧
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
2011年09月10日
ISBN
9784062585132
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
510
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1958年、大阪府生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期中退。埼玉大学教養学部教授。博士(文学)。専攻は中国近現代史。主な著書に『中華民国期農村土地行政史の研究 国家―農村社会間関係の構造と変容』(汲古書院)、『銃後の中国社会 日中戦争下の総動員と農村』(共著、岩波書店)がある。