
マイページに作品情報をお届け!
道教の世界
ドウキョウノセカイ
- 著: 菊地 章太

「道」とはなにか。高度な哲学的思弁と卑俗な民俗信仰の入り交じる、混沌と矛盾に充ち満ちた不可思議な思想。教団・経典の解説から「気」の思想、妖怪怪異の世界にいたるまで、複雑怪奇な道教の世界の神髄を縦横無尽に解き明かす。
【目次】
はじめに
第一章 しいたげられた心の救い
老子/宗教/自然観
第二章 転変する世界の肯定
教団/経典/神統譜
第三章 その喧騒のただなかで
山岳信仰/仙人/女神
第四章 陰気が陽気を犯すとき
文学/怪異/年中行事
第五章 体のなかは虫だらけ
民俗/医療/日本文化
第六章 十中八九でたらめでも
学術史/学者/現在
あとがき
参考文献
索引
- 前巻
- 次巻
目次
はじめに
第一章 しいたげられた心の救い
老子/宗教/自然観
第二章 転変する世界の肯定
教団/経典/神統譜
第三章 その喧騒のただなかで
山岳信仰/仙人/女神
第四章 陰気が陽気を犯すとき
文学/怪異/年中行事
第五章 体のなかは虫だらけ
民俗/医療/日本文化
第六章 十中八九でたらめでも
学術史/学者/現在
あとがき
参考文献
索引
書誌情報
紙版
発売日
2012年01月12日
ISBN
9784062585231
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
520
ページ数
200ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1959年、横浜市生まれ。筑波大学大学院修了後、フランス・トゥールーズ神学大学高等研究院留学。東洋大学教授。専門は比較宗教史。文学博士。主な著書に『儒教・仏教・道教』(講談社選書メチエ)、『葬儀と日本人』(ちくま新書)、『義和団事件風雲録』(大修館書店)、『悪魔という救い』(朝日新書)がある。
関連シリーズ
-
宗教史学者が世界六大宗教から選ぶ「信仰のことば」
-
インドの宗教とキリスト教
-
宗教を知る 人間を知る
-
創造論者vs.無神論者 宗教と科学の百年戦争
-
帝国と宗教
-
逆襲する宗教 パンデミックと原理主義
-
父母恩重経
-
性(セックス)と宗教
-
日本人と山の宗教
-
山に立つ神と仏 柱立てと懸造の心性史
-
日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈
-
宗教改革三大文書
-
世界宗教事典
-
異端カタリ派の歴史
-
輪廻転生 〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語
-
日本の戦争と宗教
-
陰陽道
-
はじめての宗教 キリストと釈迦
-
なぜ人間には宗教が必要なのか
-
グノーシスの神話
-
優しい人になろう
-
密教経典 大日経・理趣経・大日経疏・理趣釈
-
日本の民俗宗教
-
道教の神々
-
石の宗教
-
聖地にはこんなに秘密がある
-
修験道
-
宗教哲学入門
-
宗教改革の真実
-
坐禅をすれば善き人となる 永平寺 宮崎奕保禅師 百八歳の生涯
-
幸せになれる宗教画
-
古代オリエントの宗教
-
一神教の誕生-ユダヤ教からキリスト教へ
-
マニ教
-
ヒンドゥー教の〈人間学〉
-
ヒンドゥー教
-
なぜ宗教は平和を妨げるのか
-
ゾロアスター教 三五〇〇年の歴史
-
ゾロアスター教
-
スペイン巡礼史
-
シオニズムとアラブ ジャボティンスキーとイスラエル右派
-
こころを学ぶ ダライ・ラマ法王 仏教者と科学者の対話
-
グノーシス
-
ギリシア正教 東方の智