死ぬときは苦しくない
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死ぬときは苦しくない

シヌトキハクルシクナイ

こころライブラリー

ミッドウェー、キスカ、トラック島で死線をくぐった元海軍軍医、88歳の現役医師が贈るやすらぎの死生観--「あるがままに受け入れれば、『死』は怖くない」。太平洋戦争で多くの死に立ち会った著者が気づいたこと、それは「人間の意識は、肉体がすべての機能を停止するより大分手前の早い時期に失われる」ということだった。自らの臨死体験、これまで出会ったさまざまな死を通して「臨死」を語る。(2006年7月初版)


最後に、どうしても伝えたいことがある。
あるがままに受け入れれば、「死」は怖くない
ミッドウェー、キスカ、トラック島で死線をくぐった元海軍軍医、88歳の現役医師が贈るやすらぎの死生観――

第1部 死ぬときは苦しくない
 太平洋戦争・私の戦歴、死の恐怖の中から得た諦念、
 空襲のさなかの失神体験 ――ほか
第2部 人間の死について――私の出会った死
 死は「別れのとき」、家族全員が見送った見事な最期、
 江國滋氏の食道癌、「生前の弔辞」を求めた婦人 ――ほか
第3部 死をめぐる日本の文化
 日本人と仏教(西行、道元、一休)、
 江戸の文化人(芭蕉、本居宣長)、
 キリスト教の指導者(内村鑑三、新渡戸稲造) ――ほか


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目次

はじめに
第一部 死ぬときは苦しくない
第二部 人間の死について─私の出会った死
第三部 死をめぐる日本の文化
おわりに
〈参考文献〉

書誌情報

紙版

発売日

2006年08月02日

ISBN

9784062594837

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

230ページ

シリーズ

こころライブラリー

電子版

発売日

2017年05月12日

JDCN

0625948300100011000D

著者紹介

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