35歳からの妊娠・出産 これから産みたい、あなたのために

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電子あり

35歳からの妊娠・出産 これから産みたい、あなたのために

サンジュウゴサイカラノニンシンシュッサンコレカラウミタイアナタノタメニ

健康ライブラリー

監修者は40歳を過ぎてタイムリミットが近いと感じ、44歳で初産を迎えた高齢出産経験者。年齢とともに卵子の質は低下する。自身の経験に加え、日々の診療経験からも手放しで35歳以上の出産を推奨はできないというのが産婦人科医としての本音という。不妊治療、妊娠中のトラブル、分娩方法…。出産へのチャレンジが35歳以上、40歳以上になってしまった女性が安全に産むために知っておきたい知識、アドバイスをイラスト図解


 晩婚化が進み30代後半での初産は珍しくない昨今だが、高齢妊娠・出産には困難が伴う。卵子の老化が影響し、妊娠しにくく流産しやすい。不妊治療は妊娠・出産時のトラブルを増加させる。婦人科系の疾患などが合併する例も増えている。妊娠前は健康な母体でも「40歳以上」というだけでハイリスク妊娠に分類されるのが現実だ。
 本書では、母子ともに安全な出産を実現するために、不妊治療、妊娠時・出産時に起こりうる問題と対処法、産後の過ごし方など、高齢妊娠・出産ならではの注意点をイラストをまじえながら、わかりやすく提示。最新情報を網羅した決定版。

〔本書の主なポイント〕
●子づくりには「適齢期」がある。挑戦は早めに
●「四〇歳代」なら、それだけでハイリスク
●卵子の老化とは?
●タイムリミットは個人差大。産める体づくりを
●「二人目不妊」に悩む人はどうしたらいいか?
●不妊治療と出生前診断
●リスクが低ければ病院・産院選びの選択の幅が広がる
●妊娠中にみられる「マイナートラブル」のいろいろ
●高齢妊娠は「安定期」に入っても油断できない
●高齢出産だからこそ分娩方法は「安全第一」で選ぶ


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  • 前巻
  • 次巻

目次

1 迫る! タイムリミット
子づくりだけは「適齢期」がある/年齢と不妊傾向/染色体異常/婦人科系の病気への対応 など
2 「妊娠しました!」といえるまで
妊娠のしくみ/不妊治療/出生前診断 など
3 高齢妊婦の妊娠生活
ハイリスク妊娠か?/妊娠トラブルへの対応 など
4 安全な出産のために
お産の進み方/自然分娩,麻酔分娩,帝王切開 など
5 これから始まる育児生活
母乳育児/産後のトラブルへの対応/障害がある赤ちゃん など

書誌情報

紙版

発売日

2012年09月26日

ISBN

9784062597678

判型

B20取

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

102ページ

シリーズ

健康ライブラリーイラスト版

電子版

発売日

2018年07月27日

JDCN

06A0000000000041210W

著者紹介

監: 中山 摂子(ナカヤマ セツコ)

昭和61年東京女子医科大学卒業、同大学産婦人科教室入局。平成6年より2年間米国衛生研究所(NIH)へ留学、平成9年より愛育病院勤務。日本初の周産期センター(東京女子医大)の第1期生として入局以来、周産期医療を中心に活動。高年妊娠、ハイリスク妊娠を専門とする一方、院内助産など今後の産科医療のあり方についても積極的に提言。自身44歳での出産経験がある。一般書としては『35歳からの出産を選ぶあなたに』(亜紀書房)の監修など。

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