うそ八万騎

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うそ八万騎

ウソ8マンキ

河童(かっぱ)を思わせる愛嬌者、曽呂利(そろり)新左衛門は、堺でも知られた鞘(さや)細工の名人だった。信長の知遇を得るはずの日に起きた本能寺の変が、彼の運命を一変させた。雑賀(さいが)衆の軍師として秀吉軍と戦い惨敗、堺に舞い戻った彼を、突然秀吉が訪ねてきた。猿面と河童面の奇妙な交流が始まる。その陰で、淡い恋が生まれ、消えた……。戦国乱世を、才覚と度胸で飄々と生きた奇人の姿を、骨太に描き出した歴史小説。


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書誌情報

紙版

発売日

1996年05月20日

ISBN

9784062620468

判型

A6

価格

定価:876円(本体796円)

ページ数

366ページ

電子版

発売日

2004年06月11日

JDCN

0626204600100011000R

初出

『うそ八万騎』1957年角川書店刊

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