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乱世玉響 蓮如と女たち
ランセイタマユラレンニョトオンナタチ

娘たちが語る、本願寺中興の傑物の、私的真実。お上人様は口に念仏を称え人々に往生を説いたが、わたしたちは酷い目に……。
人は生得あさましいものであるが、南無阿弥陀仏と称えれば、必ず救われる――平易な言葉で教えを説き、近畿一帯に大勢力を振った英邁なる高僧は、私的にはどのような男であったか。争乱と災厄の世に、真宗王国を築き上げた、常人を超えた精気の人蓮如の真実を、宿命の娘たちの恐るべき眼で描く、話題の長編。
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書誌情報
紙版
発売日
1995年10月04日
ISBN
9784062630856
判型
A6
価格
定価:683円(本体621円)
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2001年09月14日
JDCN
0626308500100011000T
初出
1991年1月に、読売新聞社より刊行
著者紹介
解説: 縄田 一男(ナワタ カズオ)