
銀行支店長
ギンコウシテンチョウ

バブル崩壊後の銀行業界は、いま未曾有の危機にみまわれている。都心の支店長を命じられた片岡史郎は、あらためて士気(モラール)の高揚、過剰融資の点検に追われる身となった。そこへ融資予定先の醜聞が耳に入る。どうしたものか。娘の登校拒否という家庭の悩みを胸に秘め、再建にむけて苛烈に闘いぬく男のドラマ。
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書誌情報
紙版
発売日
1995年11月07日
ISBN
9784062630955
判型
A6
価格
定価:598円(本体544円)
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1992年、小社刊『支店長、最後の仕事』を改題
著者紹介
解説: 高任 和夫(タカトウ カズオ)