
竜の見た夢
リュウノミタユメ

島原の乱後、吉利支丹は各地へ散った。彼らの合言葉“パッパのもとへ”は何を意味するのか。戦国の余燼さめやらぬ江戸初期、梟雄・独眼竜政宗が幕府に抗して描いた夢とは?幕閣、雄藩の陰謀がうずまくなか、“本多の狐”と“猿の一族”が対決し、剣士・浮田平四郎の秘剣がうなる。伝奇時代小説の決定版。
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書誌情報
紙版
発売日
1996年08月08日
ISBN
9784062633109
判型
A6
価格
定価:619円(本体563円)
ページ数
372ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1993年6月 小社刊
著者紹介
解説: 菊池 仁(キクチ ヒトシ)