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東福門院和子の涙
トウフクモンインマサコノナミダ
- 著: 宮尾 登美子

徳川2代将軍の娘和子(まさこ)は、史上初めて、武家から朝廷に嫁ぎ、「稀なる福運の姫君」と称えられた。戦国を毅然として生きた女性・お市の方の血を引いて、自らの苦悩は決して語らない女性であったが、宮廷の冷たい仕打ちは、中宮の紅絹(もみ)の布が知っていた……。涙を秘めた慈愛の国母を描いて、深い感動をよぶ長編小説(講談社文庫)。
徳川2代将軍の娘和子(まさこ)は、史上初めて、武家から朝廷に嫁ぎ、「稀なる福運の姫君」と称えられた。戦国を毅然として生きた女性・お市の方の血を引いて、自らの苦悩は決して語らない女性であったが、宮廷の冷たい仕打ちは、中宮の紅絹(もみ)の布が知っていた……。涙を秘めた慈愛の国母を描いて、深い感動をよぶ長編小説。
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目次
母君お江与の方
お身内ご大切
伽羅の香のご誕辰
禁中事情
手すさびの押絵
愛染明王
入 内
雪の御賀
左近の桜
観菊の宴
女帝即位
紅絹の涙
ご来迎の光景
書誌情報
紙版
発売日
1996年09月12日
ISBN
9784062633222
判型
A6
価格
定価:859円(本体781円)
ページ数
530ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2012年10月12日
JDCN
0626332200100011000N
初出
1993年4月に小社より刊行。