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大砲松
タイホウマツ

神田和泉橋の五兵衛店(だな)に住む締出し松こと松三は、故あっての長屋暮らしだが贅沢三昧。実は大名家お出入りを許された槍屋「槍丹」の息子である。時は幕末、慶応4年、背中の傷(いれずみ)を見こまれて上野彰義隊へ入隊、大砲掛を仰せつけられたまではよかったが……。吉川英治文学新人賞受賞の破天荒な痛快時代小説。(講談社文庫)
神田和泉橋の五兵衛店(だな)に住む締出し松こと松三は、故あっての長屋暮らしだが贅沢三昧。実は大名家お出入りを許された槍屋「槍丹」の息子である。時は幕末、慶応4年、背中の傷(いれずみ)を見こまれて上野彰義隊へ入隊、大砲掛を仰せつけられたまではよかったが……。吉川英治文学新人賞受賞の破天荒な痛快時代小説。
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目次
1 締出し松
2 仏式山砲
3 黒門口
4 敗走
5 青山百人町
6 大村豆腐
7 高輪大木戸
8 胴火の睦
9 戯れ絵
10 品川御用
11 お助け不動
12 俄坊主
13 大掃除
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
1996年09月12日
ISBN
9784062633352
判型
A6
価格
定価:705円(本体641円)
ページ数
342ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年02月07日
JDCN
0626333500100011000X
初出
『小説現代』1992年9月号から1993年11月号に断続連載されたものに加筆し、1993年12月、小社から刊行
著者紹介
解説: 神坂 次郎(コウサカ ジロウ)