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〈冤罪〉のつくり方 大分・女子短大生殺人事件
エンザイノツクリカタオオイタジョシタンダイセイサツジンジケン

冤罪(えんざい)――。多くの冤罪は、杜撰(ずさん)な見込み捜査、代用監獄での苛酷な取調べが元凶だ。人にありがちな誤謬(ごびゅう)ではなく、捜査当局の面子(めんつ)意識や責任逃れ、時には功名心の結果だ。実際にあった、女子短大生強姦殺人事件の“思い込み自白”のプロセスを明らかにし、免罪という“罠(わな)”を浮き彫りにする力作ノンフィクション。「夢遊裁判」改題
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目次
はじめに
I 神に詫びる犯人
II 自閉精神病質
III 陳腐な見込み
IV 代用監獄
V 虚偽自白
VI イソミタール
VII 密室の呪縛
VIII 夢遊裁判
IX 傍聴の力
X DNA鑑定
XI 暴かれたまやかし
XII 逆転無罪
文庫版あとがき
書誌情報
紙版
発売日
1996年12月12日
ISBN
9784062634113
判型
A6
価格
定価:662円(本体602円)
ページ数
362ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2004年08月13日
JDCN
0626341100100011000M
初出
1993年6月に、『夢遊裁判』として小社より刊行されたものに大幅加筆し、改題
著者紹介
解説: 浜田 寿美男(ハマダ スミオ)