甲比丹

三方を海に囲まれた、外国人特別居留地・長崎出島。商館長（カピタン）ヘンミーのもとにおくられた遊女照葉（てりは）は蘭学者の娘。オランダ語を解するがゆえに、幕府と薩摩藩との暗闘に翻弄されるのだった。 都会の恋人たちを描いて定評のある著者が、父の勧めにより壮大なスケールで挑んだ唯一の大河時代小説。惜しまれる未完の大作で絶筆！

ⒸYOKO MORI

書誌情報

紙版

• 発売日: 1997年06月12日
• ISBN: 9784062635325
• 判型: A6
• 価格: 定価：702円（本体638円）
• ページ数: 444ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2020年09月04日
• JDCN: 06A0000000000105924W

初出

１９９４年６月、小社より刊行

著者紹介

著： 森　瑤子（モリ　ヨウコ）

解説： 渡辺　政徳（ワタナベ　マサノリ）

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