新宿爛蕩夫人

「あっ、先生もういきそう……」和装学院の講師伏見悠介は狼火（のろしび）型のヘアの女を探していた。父親の理事長泰輔が浮気中に腹上死。遺された手帖にその日「狼火のヘアの女に会う」とあったからだ。父の浮気相手と情事を重ねるうち、泰輔の変死に絡む学院運営を巡る陰謀の存在が浮かび上がる。狼火の女の正体は？ 『新宿不倫夫人』改題

目次

第一章　花園の密猟者
第二章　秘められた願望
第三章　人妻牝、たぎる
第四章　背徳の快楽夫人
第五章　社長夫人の欲望
第六章　日曜日の寝室
第七章　清楚な牝獣
第八章　淑女、忍び腰
第九章　背徳の朱唇
第十章　肉体の大団円

書誌情報

紙版

• 発売日: 1997年08月07日
• ISBN: 9784062635714
• 判型: A6
• 価格: 定価：576円（本体524円）
• ページ数: 324ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2008年05月09日
• JDCN: 0626357100100011000V

初出

『特選小説』１９９３年１１月号から、１９９４年９月号までに連載したものを、１９９４年１１月に講談社ノベルスとして刊行（『新宿不倫夫人』改題）

著者紹介

著： 南里　征典（ナンリ　セイテン）

製品関連情報

• 

  お知らせ NEW

  ちいかわ×よむーく、夢の共演！ 講談社文庫2025年春フェア開催!!