
冬桜
フユザクラ

念願の自分の店ももち順風満帆かのように見える栄治だが、ある日娘のような佳奈に相談をもちかけられる。あなたは清純で知的なお嬢さんが好きなんでしょ、という妻の一言にかえって佳奈への思いが深まるのを確信するのだが──。人生の曲がり角の男たちにしのびよる危険で甘酸っぱい恋愛を描く10の短編集。 『黄昏のビギン』を改題
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書誌情報
紙版
発売日
1997年08月07日
ISBN
9784062635806
判型
A6
価格
定価:576円(本体524円)
ページ数
274ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
『黄昏のビギン』小社刊 1994年1月25日 文庫化にあたり『冬桜』と改題
収録作品
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作品名初出
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作品名
夕暮れて
初出
『小説宝石』1989年10月号
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作品名
キャッチボ-ル
初出
『小説宝石』1990年7月号
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作品名
黄昏のビギン
初出
『小説現代』1993年6月号
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作品名
柳青める日
初出
『小説宝石』1991年4月号
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作品名
ロンリ-・スナフキン『小説宝石』1993年7月号
初出
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作品名
妻の家
初出
『小説宝石』1991年10月号
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作品名
舞踏会の手帳
初出
『小説宝石』1991年1月号
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作品名
秋立ちぬ
初出
『小説宝石』1992年8月号
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作品名
ホワイトデ-
初出
『小説宝石』1992年3月号
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作品名
冬桜
初出
『小説NON』1990年2月号
著者紹介
解説: 関川 夏央(セキカワ ナツオ)