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花塵
カジン
- 著: 連城 三紀彦

洋画壇のなかで、男たちをカンバスにして、自分の人生を描き続けた女がいた。いつも新しい玩具を欲しがる童女のように、次々と男をとりかえ、奔放な暮らしを続けた。世間からは「魔性」と呼ばれる生命の破壊力で、男たちすべてに破滅を与え、その破滅こそが愛の証しと考え、激しく生きた女が遺した、1枚の絵。破滅こそ愛の証し。魔性の愛を描く、長篇恋愛小説。
Ⓒ水田 洋子
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書誌情報
紙版
発売日
1997年10月15日
ISBN
9784062636247
判型
A6
価格
定価:681円(本体619円)
ページ数
372ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2022年01月28日
JDCN
06A0000000000326684X
初出
『IN★POCKET』1993年1月号~1994年6月号掲載、本書は1994年10月小社より刊行。