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六本木芳熟夫人
ロッポンギホウジュクフジン

性の罠に嵌る美人妻ほとばしる悦楽の渦
隠し財産をめぐる陰謀のために弄(もてあそ)ばれながらも激しく燃える肉体
偶然の過ちで美貌の資産家夫人・春宮綸子(はるみやりんこ)は会計士・塔上(とうじょう)将一郎に抱かれてしまう。身体に潜んでいた欲望に火をつけられ、綸子は愛欲の深みにはまってゆくが、それは彼女が鍵を握る莫大な隠し財産を狙って仕掛けられた罠だった。次々と綸子を襲う性の饗宴。長編官能サスペンス!(『六本木官能夫人』改題)
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目次
第一章 盗まれた人妻
第二章 頻闇は愛欲の匂い
第三章 官能的な策謀
第四章 謀略の淫戯
第五章 欲望の標的
第六章 火蜥蜴の館
第七章 女は今夜も眠れない
第八章 追跡者の情事
第九章 絢爛たる地下美術館
書誌情報
紙版
発売日
1998年08月07日
ISBN
9784062638456
判型
A6
価格
定価:586円(本体533円)
ページ数
308ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2007年12月14日
JDCN
0626384500100011000O
初出
雑誌『特選小説』平成7年1月号から平成8年1月号までに連載されたものに、加筆訂正され、平成8年2月に講談社ノベルス『六本木官能夫人』として刊行された
著者紹介
解説: 山前 譲(ヤママエ ユズル)