
琥珀の城の殺人
コハクノシロノサツジン
- 著: 篠田 真由美

血塗られた城館に渦巻く愛憎と惨劇
密室殺人、死者再生――妖しい光を放つ琥珀の首飾りは何を知る?
18世紀ヨーロッパ山中、雪に閉ざされた城館の密閉された書庫で当主の伯爵が死んでいた。遺体は礼拝堂に安置されるが、一瞬にして消失する。呪われた館に渦巻く近親憎悪が、次々と不可思議な惨劇を呼ぶ。クラシカルな舞台設定と科学的トリックの配合が絶妙。建築探偵シリーズで大人気の著者デビュー作。
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書誌情報
紙版
発売日
1998年10月15日
ISBN
9784062638982
判型
A6
価格
定価:734円(本体667円)
ページ数
402ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1992年8月、東京創元社より刊行。文庫化にあたり、一部改筆