
死の器(下)
シノウツワ

政官財の腐蝕がいま暴かれる!!
核燃料と新兵器疑惑の核心には、旧日本軍細菌部隊の秘密が……。
武器商人や大物政治家が集う高級クラブの失跡した接待係を追っていた平野と片山は、要人抱きこみを狙う秘密接待所に辿りつく。核燃料再処理と新兵器への陰謀を操るのは誰か。南海の孤島へ飛んだ2人の前に、日本軍細菌部隊の亡霊が現れる。日本を覆う「恐怖の容器」を描き出した社会派巨編、堂々の完結。
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
1999年06月15日
ISBN
9784062645966
判型
A6
価格
定価:649円(本体590円)
ページ数
368ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
1984年8月、角川文庫より刊行
著者紹介
解説: 下里 正樹(シモサト マサキ)